MacOS 10.4からの検索機能Spotlightは従来の検索より、高速にかつ精度の高い検索が可能になりました。
昔と比べてHDD容量も大容量化され、ファイル数も増えていく一方で目的のファイルを探し出すのも一苦労です。
結局見つけ出せない場合も・・・
この機能の為にOSをバージョンアップさせるメリットは大だと思います。
Spotlightはファイルのメタデータを予めHDDの一階層目に作成、保存し、そのデータベースを検索する為、
従来のHDD内を1から検索するより、高速に確実にファイルを絞り込んでくれます。
語句を入力すると、1、2秒で入力した文字を含むファイルを表示してくれます。
1: すべてを表示を選択すると、別窓が開きます。(図1)
2: システム環境設定のSpotlight項目を直接開きます。(図2)
緑で囲んである部分の書類、イメージフォルダ等の順位は環境設定で決める事が出来ます。
図1 Spotlightウインドウ
イメージ表示したり、詳しい情報を見ることができます。
図2 Spotlight環境設定
1: 検索する項目を選びます。チェックを外すと、検索結果には表示しないように出来ます。
2: 項目はドラックすることができ、上の図の緑で囲んだ部分の順位をここで変更します。
3: チェックの入/切でSpotlightメニュー、SpotlightウインドウのキーボードショートカットをON/OFF出来ます。
横のComboBoxでキー割り当てを変更出来ます。
プライバシーメニューではフォルダ、ファイル単位で検索から除外する場所を登録することができます。
+ボタンを押して、任意の場所を選ぶと登録されます。
Finderのウインドウからも検索できます。
現在開いているフォルダの中をデフォルトでは検索出来るように表示されますが、マウントしているサーバ、
MacのHDD全体、ホーム、その他はダイアログが現れて、検索する場所を選択できます。
検索結果はスマートフォルダとして保存することも出来ます。
頻繁に検索する項目のスマートフォルダを作っておくことで、普通のフォルダのように簡単にアクセスする事が出来ます。
スマートフォルダは開くたびにリアルタイムで検索を行ってくれるので、新しく追加したファイルも検索結果に表示してくれます。
保存ボタンを押します。(Spotlightウインドウの結果も保存することが出来ます)
サイトバーに追加にチェックしておくとFinderウインドウのサイドバーに追加されます。
←保存されました。検索結果をいつでも見ることが出来ます。
サファリ、テキストエディタ等の語句も検索できます。Spotlightをサポートしているソフトでは、
メニューバーのソフト名→サービス→Spotlightが用意されています。
保存ダイアログでもSpotlightは活躍します。
↑入力すると目的の場所、フォルダを探し出してくれます。