
10.5では、項目の場所や、ファイアウォールの実装の仕様が変更されていますが、内容的には似たようなものです。
気が向いたら、更新したいと思います。
ファイアーウォール機能は10.4、10.5それぞれデフォルトでは"切"になっているので、ルータを使用しないで直でインターネットに接続している場合は、有効にしておきましょう。
個人的にはブロードバンドルータを使用する事をお勧めします。
直ぐできるSecurity対策
セキュリティー・・・良く聞く言葉ですが、一番セキュアな方法はネットを解約し、PCを壁に埋め込み、元から入ってるアプリケーションなどで、全てをすませる方法でしょう・・
しかし、今はインターネットには常時接続、PCも一家に何台もあり、LAN内で複数のPCを接続している人も多々居るでしょう。
安全対策と言っても色々な状況、場合が有ります。まず、ウィルス、PCに侵入される、大事なファイルの盗難、
大事なファイルを間違って消してしまう、PC自体の盗難などなど・・・
これらの事を未然に防ぐ事をセキュリティを確保すると私は思います。ウィルス対策ソフトを入れたから安全と安心してはいけません。
まずは、大事なMacにパスワードをかけましょう。今までのパスワードでOKなら飛ばしてもらって良いです。
システム環境設定の アカウントを開きます。
パスワードを変更...ボタンを押します
元のパスワードを入力後に新しいパスワードを入力します。
パスワードのヒントは入力しない方が良いでしょう。
カギボタンをおすと別窓が開きます自動でパスワードを選んでくれます。
ファイアーウォールをかけましょう。システム環境設定の 共有を開きます。
サービスタブで機能をONにすると、その項目のサービスはオープンになりますので、
必要の無い人は全てチェックを外しておくことをお勧めします。
使っていくうちに必要になった時だけONにするようにしておくと○です。
続いて、ファイアーウォールタブです。ファイアーウォール機能は動作中ですとなっていたらOKです。
後は使っていない機能のチェックがONになっていないか見ましょう。
iTunesやiPhotoは最初からONになっている場合が有ります。OFFにしておきましょう。
ポートを開くといった作業が必要になることが有ります。その場合はこのファイアーウォールタブで、新規ボタンを押して設定します。
項目に無い場合は、その他で任意のポートを設定出来ます。
続いて、詳細ボタンを押します。
ここでは、更にファイアーウォールの細かい設定が出来ます。
UDPトラフィックをブロックはUDP通信が出来ないように設定できます。
※LAN内のサーバなどがブラウズ出来なくなります。
ファイアーウォールのログを記録はお好みで 見ても解らない人はOFFで良いでしょう。
ステルスモードを使用はONにしておいた方が良いです。
システム環境設定のネットワークを開きます。
Apple Talk 使用もチェックを外しておきます。(再インストール時に何故かONになってたので
システム環境設定のアカウントを開きます。OSのデフォルトでは自動ログインがONになっています。
一人暮らしでも何が有るか解らないので、この機能をOFFにしておくことをお勧めします。
システム環境設定のセキュリティを開きます。
ここでは、FileVaultの設定が出来ます。File Vaultとは、ホームフォルダを暗号化することです。
マスターパスワードを設定し、機能をONにすると暗号化が始まります。
初めは結構時間がかかるので、暇なときに設定する事をお勧めします。
FileVaultはホームを丸ごとディスクイメージにし、AES-128と言う暗号化技術で保護してくれます。
もし、パスワードを忘れた場合は二度とログイン出来なくなり、かつ復元も出来なくなる
ので注意してください。
ログインしたらホームフォルダが見えないところでマウントされて、普通のMacOSの様にアクセス出来ます。
下のチェック項目のこのコンピューターを...は、
ちょっと席を立つ場合などにスリープやスクリーンセーバーを使用し、元の作業に戻る場合にパスワードを入力を求める機能です。
保護されたシステム環境設定...
デフォルトでは、大事な項目はカギを押してパスワードを入力しないと設定できないようになっています。
管理者でもこの機能はONですので、面倒な方はチェックすると良いでしょう。
安全な仮想メモリを使用は、仮想メモリを暗号化してくれます。
仮想メモリからパスワードなどを盗まれたりもしますので、ONにしておくと良いです。